ウスイロコノマチョウ（夏型）

2012年9月22日　神戸市北区

近似種のクロコノマチョウより更に南方性の蝶で、標準図鑑によると、国内で定着しているのは奄美諸島以南の様だ。
神戸市やその近隣でも複数頭が採集された年もあるが、記録の無い年も多い。
温暖化に伴い、クロコノマチョウ同様に北方へ分布を拡大し、神戸市でも定着に向かうかもしれない。
秋型はクロコノマチョウと酷似するが、夏型の本種は裏面に波状の模様が目立ち、また、眼状紋が大きいことから、識別は容易である。
食草はジュズダマ、メヒシバ、イネなど。